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最近よく聞く「AWSエンジニア」ってどうなんだろう?なんだか将来性がありそうだけど、もう勉強してる人も多いみたいだし、今から目指すのって正直、遅いのかな…?

AWSは需要が高いけど、技術の進化が早すぎてキャッチアップが大変と聞いたことがある。未経験者にはハードルが高いんじゃないの?
急速なデジタル化が進む現代社会において、企業のITインフラを支えるクラウドコンピューティング。
その中でも圧倒的なシェアを誇るのがAWSです。
AWSを専門に扱うAWSエンジニアは、IT業界で最も注目され、高い需要を持つ職種の一つとして知られています。
しかしその一方で、
- 「AWSエンジニアの数はもう飽和しているのでは?」
- 「技術の進化が早すぎて、今から学ぶのは手遅れではないか?」
- 「未経験からでは厳しいのでは?」
といった不安の声が、特にキャリアチェンジを考える方々から聞かれることも少なくありません。
これからのキャリアを考える上で、AWSエンジニアの将来性や需要について、真剣に知りたいと考えているのではないでしょうか?
この記事では、AWSエンジニアを取り巻く現状を、信頼できる市場データ、業界動向、そして現役エンジニアの視点も交えながら徹底的に分析します。
「今からAWSエンジニアを目指すのは本当に遅いのか?」という核心的な問いに対して、明確な答えを提示します。
この記事を最後まで読めば、以下のことが理解できます。
- 「AWSエンジニアは遅い・オワコン」という噂の真相と誤解
- データに基づいた、AWSエンジニアが2025年以降も有望である客観的な根拠
- AWSエンジニアの具体的な需要、将来性、そして気になる年収の実態
- 今からAWSエンジニアになるために本当に必要なスキルセット
- 未経験からでも着実にステップアップできる具体的な学習ロードマップ
- 挑戦する上で知っておくべき注意点と、成功確率を高める秘訣
結論から言うと、今からAWSエンジニアを目指すのは、全く遅くありません。 むしろ、クラウドネイティブ技術の本格的な普及期を迎えるため、その需要はさらに拡大し、活躍の場はますます広がっていくと予想されます。
未経験からAWSエンジニアになりたい方は、日本最大級のAWS学習コンテンツであるCloudTechがおすすめです。

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なぜ今、「AWSエンジニアはもう遅い」という声が聞こえるのか? 3つの誤解

AWSエンジニアの将来性を語る上で、なぜ「もう遅い」「オワコン」といったネガティブな声が聞かれるのか、その背景にある誤解を解き明かします。
誤解1:エンジニアが増えすぎて飽和している? → 需要の伸びが供給を上回る
確かに、AWSの学習を始める人は増え、AWS関連の資格取得者も増加傾向にあります。
オンラインスクールや教材の普及により、学習のハードルが下がったことは事実です。
しかし、重要なのは「供給の増加」と「需要の増加」のバランスです。
後述するデータが示す通り、企業のクラウド導入、特にAWSへの移行・活用は依然として加速しており、AWSエンジニアに対する需要の伸びは、エンジニア数の増加ペースをはるかに上回っています。
つまり、市場全体としては深刻な「人材不足」の状態が続いているのです。
実際に、実務で活躍できるレベルのスキルを持ったエンジニアはまだまだ不足しています。「エンジニアが増えた」という表面的な情報だけで「飽和している」と判断するのは早計です。
誤解2:技術の進化が早すぎて追いつけない? → 基礎力と専門性の両立が鍵

AWSのサービスアップデートの速さは驚異的であり、「学習してもすぐに古くなるのでは?」という不安は理解できます。
しかし、これはAWSに限らず、IT業界全体の宿命とも言えます。重要なのは、変化に対応するための「学び続ける力」と「普遍的な基礎力」です。
新しいサービスが登場しても、その根底にあるネットワーク、OS、データベース、セキュリティといったITインフラの基礎知識は変わりません。
ITの基礎がしっかりしていれば、新しい技術も理解しやすくなります。また、全てのサービスを完璧に追いかける必要はなく、自身の専門分野(例えば、コンテナ、データ分析、セキュリティなど)を定め、その分野の動向を深く追っていくことが重要です。
技術の進化は、脅威であると同時にチャンスでもあります。
新しい技術をいち早く習得することで、自身の市場価値を高めることが可能です。
誤解3:「誰でもなれる」から価値が低い? → 高度なスキルが求められる専門職
「未経験歓迎」の求人が増えていることから、「AWSエンジニアは誰でも簡単になれる」という誤解が生じることがあります。
しかし、これはあくまで「ポテンシャルがあれば未経験からでも育成する」という意味合いが強く、決して「簡単な仕事」ではありません。
実際にAWSエンジニアとして活躍するためには、前述したAWSの知識やインフラ基礎知識はもちろん、要件定義、設計、構築、運用、トラブルシューティング、セキュリティ対策、コスト最適化など、非常に広範で高度なスキルが求められます。
また、プロジェクトによっては、プログラミングスキルや特定の業界知識なども必要です。
AWSエンジニアは、企業のビジネスを支える重要なインフラを担う、責任ある専門職です。決して「誰でもなれる」簡単な仕事ではありません。だからこそ高い需要と報酬が得られます。
未経験からAWSエンジニアになるには? 最短でなれる方法や年収、仕事内容を解説
【データで証明】AWSエンジニアが2025年以降も「遅くない」と言い切れる7つの理由

「もう遅い」という声が誤解に基づいていることを理解した上で、次にAWSエンジニアが2025年以降も有望であり、今から目指すのが全く遅くない理由を、具体的なデータや事実に基づいて7つの側面から詳しく解説します。
理由1:止まらない!世界と日本のクラウド市場の圧倒的な成長率
AWSエンジニアの需要の根幹は、拡大し続ける巨大なクラウド市場にあります。
まず、AWSエンジニアが活躍する土壌であるクラウド市場そのものが、驚異的な成長を続けています。
大手調査会社のGartnerは、2024年の世界のパブリッククラウドサービスのエンドユーザー支出額が前年比20.4%増の約6,788億ドルに達し、2025年にはこれが8,000億ドルを超えると予測しています。
クラウド市場の成長率は、他の多くの産業と比較しても非常に高い水準です。
Gartner Press Release, “Gartner Forecasts Worldwide Public Cloud End-User Spending to Grow 20.4% in 2024”, April 17, 2024.
日本国内市場に目を向けても、IDC Japanの調査によれば、国内パブリッククラウドサービス市場は2024年から2029年にかけて年平均成長率(CAGR)16.1%で成長し、2029年には市場規模が約8兆7,673億円に達すると予測されています。
IDC Japan Press Release, 2025年2月20日
政府が推進する「クラウド・バイ・デフォルト原則」も、公共分野でのクラウド利用を後押ししています。
日経BP, クラウド・バイ・デフォルト原則
市場自体がこれだけの勢いで拡大しているということは、そこで必要とされる技術やサービス、そしてそれを支えるエンジニアへの需要も必然的に増え続けることを意味します。
例えば、大手製造業が工場のスマート化のためにAWS IoT基盤を導入したり、地方銀行が顧客サービス向上のためにAWS上にシステムを構築したり、スタートアップが迅速なサービス展開のためにAWSのサーバーレスアーキテクチャを採用したりと、規模や業種を問わず、あらゆる企業がクラウド活用を進めています。
この大きな流れが止まらない限り、AWSエンジニアの活躍の場がなくなることは考えられません。
理由2:AWSの揺るぎない市場リーダーとしての地位

成長するクラウド市場の中でも、AWSは圧倒的なシェアを維持しており、安定した需要が長期的に見込まれます。
クラウド市場にはAWSの他にMicrosoft Azure、Google Cloud Platform (GCP)といった強力なプレイヤーが存在しますが、AWSは長年にわたり世界シェアNo.1の座を維持しています。
調査会社のSynergy Research GroupやGartnerのレポートによると、AWSのIaaS/PaaS市場におけるシェアは常に30%以上を維持しており、2位のAzureや3位のGCPに大きな差をつけています。
AWSの売上高自体も驚異的な伸びを示しており、Amazonの決算報告によれば、AWS部門は四半期ごとに数十億ドル規模の売上を達成し、高い成長率を維持しています。
これはつまり、多くの企業がAWSを信頼し、主要なクラウドプラットフォームとして選択していることの証です。
AWSが選ばれる理由は、200を超える豊富なサービスラインナップ、高い信頼性と可用性、長年の運用実績に裏打ちされた成熟度、そして世界中に広がる広範なパートナーエコシステムなどが挙げられます。
一度AWSを導入した企業は、他のプラットフォームに完全に移行するのは容易ではないため、今後もAWSを使い続けることが多いのが現状です。
例えば、Netflix、NASA、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループなど、国内外の名だたる大企業がAWSを大規模に利用しています。
また、多くの中小企業やスタートアップにとっても、AWSはサービス基盤として第一の選択肢となっています。
これだけ多くの企業がAWSを利用しているという事実は、AWSスキルを持つエンジニアへの安定した、かつ継続的な需要があることを示しています。
理由3:国策レベルで推進されるDXと深刻化する先端IT人材不足

日本全体の課題であるDX推進においてクラウドは必須であり、それを担うAWSエンジニアの不足は今後さらに深刻化します。
日本企業が国際競争力を維持・強化するために、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みは待ったなしの状況です。
経済産業省が発表している「DXレポート」では、既存システムの老朽化・複雑化(いわゆる「2025年の崖」問題)を克服し、データとデジタル技術を活用してビジネスモデルを変革していく必要性が強く訴えられています。
DXを実現するための基盤技術として、クラウドの活用は避けて通れません。しかし、経済産業省の「IT人材需給に関する調査(2019年)」では、AIやビッグデータ、IoT、そしてクラウドといった先端IT人材が2030年には最大で約79万人不足するという衝撃的な予測が示されています。
現状でも、多くの企業がDXを推進したくても、それを実行できるスキルを持った人材が社内にいない、あるいは採用できないという課題に直面しています。
厚生労働省が発表する有効求人倍率を見ても、IT・通信技術関連の職種は全産業平均を大きく上回る水準で推移しており、特にクラウド関連の専門職は極めて高い求人倍率となっています。
これは、企業側の採用意欲が非常に高い一方で、求職者数がそれに追いついていない「売り手市場」であることを示しています。
DX推進という国家的な課題と、深刻な先端IT人材不足という構造的な問題が、AWSエンジニアの需要を長期的に下支えしています。
経済産業省と東京証券取引所が選定する「DX銘柄」に選ばれた企業は、積極的にAWSなどのクラウドを活用して事業変革を進めています。
また、これまでIT投資に消極的だった中小企業においても、業務効率化やBCP対策のためにクラウド導入を検討するケースが増えています。
こうした動きが活発化するほど、AWSの設計・構築・運用を担えるエンジニアの必要性は高まる一方です。
理由4:単純作業からの脱却!求められるスキルの高度化と専門分化

AWSエンジニアの仕事は単純なインフラ構築に留まらず、より高度で専門的なスキルが求められるようになり、これが新たな価値と需要を生んでいます。
クラウド技術の成熟に伴い、AWSエンジニアの役割も変化しています。単に仮想サーバーを立てたり、設定を行ったりするだけでなく、クラウドのメリットを最大限に引き出すためのより高度なスキルセットが求められるようになっています。
いわゆる「クラウドネイティブ」と呼ばれる技術領域への理解と実践力が重要です。
具体的には、以下のような専門分野でのスキルを持つエンジニアの需要が特に高まっています。
- 自動化・効率化: IaC (Terraform, CloudFormation) を用いたインフラ構成管理の自動化、CI/CD (CodePipeline, Jenkins, GitLab CI等) パイプラインの構築によるデプロイの自動化・高速化。
- コンテナ・オーケストレーション: Docker によるアプリケーションのコンテナ化、Kubernetes (EKS) や ECS/Fargate を用いたコンテナ実行環境の構築・運用。マイクロサービスアーキテクチャへの理解。
- サーバーレスコンピューティング: AWS Lambda を中心としたサーバーレスアーキテクチャの設計・開発。API Gateway, Step Functions, DynamoDBなど関連サービスとの連携。
- データプラットフォーム: Amazon S3 を活用したデータレイク構築、Amazon Redshift や Amazon Athena を用いたデータ分析基盤の構築・運用。ETL/ELT処理の実装。
- AI/機械学習連携: Amazon SageMaker を活用した機械学習モデルの開発・デプロイ支援、AIサービス(Rekognition, Comprehend等)の組み込み。
- セキュリティ・コンプライアンス: クラウド環境における脅威分析、AWS WAF, GuardDuty, Security Hub などのセキュリティサービスの導入・運用、各種コンプライアンス要件への対応。
- コスト最適化 (FinOps): AWS Cost Explorer, Trusted Advisor などを活用したコスト分析と削減策の提案・実行。リザーブドインスタンスやSavings Plansの活用戦略。
上記のスキルは、従来のインフラ知識に加えて、プログラミング、アーキテクチャ設計、セキュリティ、データサイエンスなど、より幅広い知識と経験を必要とします。
例えば、ECサイトのインフラを担当するAWSエンジニアであれば、Terraformでインフラをコード管理し、新機能リリース時にはGitLab CI/CDで自動デプロイを実行します。アクセス急増に備え、アプリケーションをコンテナ化(ECS/Fargate)し、Auto Scalingを設定。さらに、CloudWatchで詳細なモニタリングを行い、収集したログを分析してパフォーマンス改善に繋げます。
また、定期的にコストレビューを行い、不要なリソースの削除や適切なインスタンスタイプの選択を提案します。
このように、AWSエンジニアの業務は多岐にわたり、常に新しい技術を取り入れながら価値を提供していくことが求められます。
基礎的なスキルを持つエンジニアが増える一方で、こうした高度なスキルを持つエンジニアへの需要はますます高まっています。
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理由5:未経験者・若手への門戸開放と育成トレンド

深刻な人材不足を背景に、企業は未経験者や若手を採用し、育成することに力を入れているため、チャンスが広がっています。
企業は即戦力となる経験豊富なAWSエンジニアの採用に苦戦している状況です。
そのため、ポテンシャル採用に舵を切り、IT基礎力や学習意欲のある未経験者や若手を採用し、入社後に育成するという戦略をとる企業が増加しています。
特に、体力のある大手SIerやコンサルティングファーム、あるいは急成長中の自社サービス企業などで顕著に見られる傾向です。
実際に、主要な転職サイトで「AWS 未経験」といったキーワードで検索すると、多くの求人がヒットします。これらの求人では、充実した研修制度や資格取得支援制度が用意されていることが多く、未経験からでも着実にスキルアップできる環境が提供されています。
もちろん、全くのIT未経験者の場合は、インフラやネットワークの基礎知識を事前に学習しておくことが望ましいですが、異業種からの転職者や第二新卒者にとっても、AWSエンジニアは現実的なキャリアチェンジの選択肢となっています。
例えば、A社(大手SIer)では、IT未経験者向けの採用枠を設け、入社後3ヶ月間の集中研修を実施しています。
研修では、IT基礎から始まり、Linux操作、ネットワーク構築、そしてAWSの主要サービスの座学とハンズオン、模擬プロジェクトまでを行います。
研修後はOJTを通じて実務経験を積み、1年後にはAWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)の取得を目指します。企業の育成投資が、未経験者にとっての追い風となっています。
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理由6:魅力的な報酬!高い年収レンジとスキルに応じた昇給

高い需要と専門性により、AWSエンジニアは他のIT職種と比較しても高い年収水準が期待でき、スキルアップが報酬に直結しやすい職種です。
需要と供給のバランスが価格を決めるのは、労働市場でも同じです。高い需要に対して供給(=スキルを持つエンジニア)が追いついていないAWSエンジニアは、その市場価値が高く評価され、結果として年収水準も高くなる傾向にあります。
複数の転職サイトやIT業界専門の調査会社のデータによると、AWSエンジニアの平均年収は、経験年数やスキルレベル、勤務する企業の規模や業種によって幅がありますが、一般的に500万円~800万円程度がボリュームゾーンとされています。
日本の平均年収と比較しても高い水準です。さらに、経験を積み、高度な専門スキル(コンテナ、サーバーレス、AI/ML、セキュリティなど)やマネジメント経験を持つシニアなAWSエンジニアやアーキテクト、コンサルタントになると、年収1000万円を超えることも珍しくありません。
また、フリーランスとして独立した場合の単価も高い傾向にあり、月額80万円~120万円程度の案件が多く見られます。スキルや経験によっては、それ以上の高単価案件を獲得することも可能です。
重要なのは、スキルや経験が報酬に反映されやすいという点です。AWS認定資格の上位資格を取得したり、需要の高い技術分野での実績を積んだりすることで、着実に年収アップを目指せる環境があります。
例えば、インフラ運用保守の経験者がAWS SAAを取得してAWSエンジニアに転職し、年収が100万円アップしたケースがあります。
また、3年の実務経験を積み、TerraformによるIaCやEKSの構築・運用スキルを身につけたエンジニアが、年収800万円で事業会社に転職したケースもありました。
年収1200万円のAWSアーキテクトは、大規模システムの設計経験、複数の専門分野(例: ネットワーク、セキュリティ)における深い知識、そして高いコミュニケーション能力とリーダーシップを兼ね備えている、といった具体的なスキルセットが求められます。
自身の努力とスキルアップが、明確な報酬アップという形で報われやすいのがAWSエンジニアの魅力の一つです。
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理由7:多様なキャリアパスと将来の選択肢の広さ

AWSスキルを習得することは、単一の職種に留まらず、将来的に多様なキャリアパスを描くための強力な武器となります。
AWSエンジニアとしてキャリアをスタートした後、培った経験とスキルを活かして、様々な方向へキャリアを展開していくことが可能です。
自分の適性や興味、目指す方向性に応じて、以下のような多様なキャリアパスが考えられます。
- テクニカルスペシャリスト: 特定の技術分野(例:ネットワーク、データベース、セキュリティ、コンテナ、サーバーレス、AI/ML)の専門性を極め、その分野の第一人者を目指す。AWS認定のSpecialty資格取得などが目標となる。
- ソリューションアーキテクト: 個別の技術要素だけでなく、ビジネス要件を理解し、AWSサービスを組み合わせて最適なシステム全体のアーキテクチャを設計する役割。AWS Certified Solutions Architect – Professional (SAP) が目標となる。
- クラウドコンサルタント: 顧客企業のAWS導入計画策定、活用支援、課題解決などを技術的な知見に基づいて行う。高いコミュニケーション能力とビジネス理解力が求められる。
- DevOps/SREエンジニア: 開発チームと連携し、CI/CDパイプラインの構築・改善、IaCによるインフラ自動化、システムの監視、信頼性向上(SRE: Site Reliability Engineering)を専門的に担当する。
- マネジメント: チームリーダーやプロジェクトマネージャーとして、AWS関連プロジェクトの管理やメンバーの育成を担う。技術力に加えてマネジメントスキルが必要となる。
- プリセールス/ソリューションエンジニア: 営業担当者と協力し、技術的な観点から顧客にAWSソリューションを提案・説明する。
- フリーランス: 高い専門スキルを活かし、フリーランスエンジニアとして独立し、時間や場所に縛られない働き方を目指す。
AWSのスキルは、多様なキャリアへの扉を開く鍵となります。単一の技術に特化するだけでなく、ビジネススキルやマネジメントスキルを磨くことで、さらに選択肢は広がります。
例えば、AWSエンジニアとして3年間、Webアプリケーションのインフラ構築・運用を経験した後、顧客折衝や要件定義に興味を持ち、クラウドコンサルタントに転身する。あるいは、自動化や効率化にやりがいを感じ、DevOpsエンジニアとしてCI/CDやIaCの専門性を深めていく。
また、マネジメントに興味があれば、チームリーダーを経てITマネージャーを目指すことも可能です。
このように、AWSスキルを軸に、自身の興味や強みに合わせて柔軟にキャリアをデザインできる点が、大きなメリットと言えます。
市場の成長、AWSのシェア、DX推進、人材不足、スキルの高度化、未経験者育成、高い報酬、多様なキャリアパス。これら7つの理由から、2025年以降もAWSエンジニアの需要と将来性は極めて明るいと言えます。「もう遅い」と考える必要は全くなく、むしろ積極的に挑戦すべき分野です。
5年後、10年後を見据えたAWSエンジニアの将来性と注目すべき技術トレンド

AWSエンジニアの将来性が明るいことは間違いありませんが、5年後、10年後も市場価値の高いエンジニアであり続けるためには、技術トレンドの変化を捉え、自身のスキルをアップデートし続けることが不可欠です。
ここでは、中長期的な視点で特に重要になると考えられる技術トレンドをいくつか紹介します。
クラウドネイティブ技術の更なる浸透 (サーバーレス, コンテナ, マイクロサービス)
クラウドのメリットを最大限に活かすクラウドネイティブなアーキテクチャは、今後ますます主流になります。
具体的には、サーバーレス (Lambda)、コンテナ (EKS, ECS/Fargate)、そしてアプリケーションを小さな独立したサービスに分割するマイクロサービスアーキテクチャへの理解と実践経験は、AWSエンジニアにとって必須スキルとなるでしょう。
これらの技術を駆使して、スケーラブルで回復力のある、俊敏なシステムを構築できる能力が求められます。
AI/MLとクラウドの融合 (SageMaker活用、生成AI連携)
AI(人工知能)とML(機械学習)は、あらゆる産業に変革をもたらす可能性を秘めています。
AWSは、機械学習プラットフォームAmazon SageMakerや、画像認識、自然言語処理などのAIサービスを豊富に提供しています。また、近年注目を集める生成AIに関しても、Amazon Bedrockなどのサービスが登場しています。
AWSエンジニアとして、これらのAI/MLサービスを活用した基盤構築や、AIモデルをアプリケーションに組み込むための知識・スキルを持つことは、大きな強みとなります。
データサイエンティストやAIエンジニアとスムーズに連携できるスキルも重要になると考えられます。
【最短合格】AWS MLSに1か月で合格できる勉強方法! 難易度や参考書も紹介
セキュリティ・コンプライアンスの重要性増大
クラウド利用が拡大するにつれて、サイバー攻撃のリスクも高まり、セキュリティ対策の重要性はますます増しています。
AWSが提供する多様なセキュリティサービス(WAF, GuardDuty, Security Hub, IAM Identity Centerなど)を深く理解し、ゼロトラストの考え方に基づいたセキュアなアーキテクチャを設計・実装できるスキルは不可欠です。
また、GDPRや各業界固有の規制など、コンプライアンス要件に対応するための知識も求められます。
セキュリティ専門のAWSエンジニアの需要は、今後さらに高まると予想されます。
【目的別】AWSにおすすめの勉強方法! 失敗しない教材(本・学習サイト)の選び方と学習ステップをプロが解説
データエンジニアリングとクラウドデータ基盤

DXの中心にはデータ活用があります。企業内に散在するデータを収集・蓄積・加工し、分析可能な状態にするためのデータ基盤の構築・運用スキルは非常に重要です。
AWSのS3データレイク、Redshift、Glue、EMR、Kinesisなどのサービスを組み合わせ、スケーラブルで効率的なデータパイプラインを構築できるデータエンジニアリングのスキルを持つAWSエンジニアは、多くの企業から求められる存在になること間違いなしです。
FinOpsによるコスト最適化文化の定着
クラウド利用が一般化する中で、コスト管理の重要性が高まっています。
技術的な観点だけでなく、財務的な視点も持ってクラウドコストを最適化するFinOpsの考え方は、今後企業文化として定着していく可能性があります。
AWSのコスト管理ツールを使いこなし、アーキテクチャレベルでのコスト削減提案や、利用状況に基づいた最適な料金プラン(RI/SP)の選択などができるAWSエンジニアは、企業の収益改善に直接貢献できるため、価値が高まります。
マルチクラウド/ハイブリッドクラウド戦略の一般化
AWSが市場リーダーであることは確かですが、特定のワークロードにはAzureやGCPが適している場合や、既存のオンプレミス資産を活用したいというニーズから、マルチクラウドやハイブリッドクラウド構成を採用する企業が増えています。
AWSの深い知識に加えて、AzureやGCPの基本的な知識、オンプレミス環境との連携(AWS Direct Connect, VPN, AWS Outpostsなど)に関するスキルも持っていると、対応できる案件の幅が広がり、将来的なキャリアの選択肢も増えることが予想されます。
中長期的なトレンドを意識し、関連する技術や知識を継続的に学習していくことが、5年後、10年後も活躍できるAWSエンジニアであり続けるための鍵となります。
AWSエンジニアになるための必須スキルと学習ロードマップ

未経験からAWSエンジニアになるためには、計画的な学習が不可欠です。
着実にステップを踏むことが、結果的に最も効率的な道となります。
- 事前準備: ITの基礎固め
- AWSの全体像を掴む: CLFの内容を理解する
- SAAを取得する: AWSに関する幅広い知識と、要件に基づいたソリューション設計能力が証明できる
- ハンズオンで実践的なスキルを習得する: 転職後に活きたスキルは必ず役立ちます
- ポートフォリオの作成: 学習成果のアピール
- 転職活動: 未経験OKの求人に応募する
事前準備:ITの基礎固め (ネットワーク, Linux, セキュリティ)
AWSの学習を始める前に、あるいは並行して、必ず押さえておきたいのがITインフラの基礎知識です。
家を建てる前に土台を固めるのと同じで、この基礎がなければ、AWSのサービスを深く理解したり、応用したり、トラブルに対応したりすることが難しくなります。
- ネットワーク基礎: TCP/IPモデル(特にIPアドレス、サブネットマスク、ルーティング、ポート番号)、DNS、HTTP/HTTPS、ファイアウォール、ロードバランサーなどの基本的な仕組みと役割。
- Linux基礎: サーバーOSとして広く使われるLinuxの基本的なコマンド操作、ファイルシステム、ユーザー管理、プロセス管理、パーミッションなどの知識。
- セキュリティ基礎: 認証・認可、暗号化、ファイアウォール、脆弱性、マルウェア対策などの基本的な概念。
これらの基礎知識は、書籍やIT系の資格(例: 基本情報技術者試験、LPIC Level1、CCNA)の学習を通じて身につけることができます。
しかし、未経験から学ぶにはボリュームが多いため、最低限の用語と意味が理解できればOKです。
AWSを学んでいてもインフラに関する用語は出てきます。その都度調べて理解した方が学習も進むので効率的です。
間違ってもいきなりCCNAやLPICの学習から始めないようにしましょう。

個人的にはLPIC Level 1やCCNAはSAAよりも難しかったです。IT未経験から挑むと高確率で挫折します。AWSエンジニアを目指すのであればAWSから学んで向き不向きを見極めましょう。インフラ周りはSAA取得後に学んでも十分に間に合います。
Step1: AWSの全体像を掴む
まずはAWSがどのようなものか、全体像を掴むことから始めましょう。
- クラウドコンピューティングの基本概念(IaaS, PaaS, SaaS)
- AWSの主要なサービスカテゴリ(コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワークなど)と代表的なサービス
- AWSのメリット(スケーラビリティ、従量課金、俊敏性など)
- AWSのグローバルインフラ(リージョン、アベイラビリティーゾーン)
- 責任共有モデル
この段階では、AWS認定資格の入門レベルである「AWS Certified Cloud Practitioner (CLF)」の学習範囲が参考になります。
【初心者向け】AWS CLFに31日で合格できる勉強方法! 難易度や参考書も解説
並行してAWSのアカウントを作成し、仕事のイメージを掴みましょう。
- AWSアカウントの作成: 実際にAWSサービスを触るために、AWSアカウントを作成します。クレジットカードが必要ですが、無料利用枠が用意されているため、多くのサービスを一定期間・一定量まで無料で試すことができます。
Step 2: AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)の取得
未経験からAWSエンジニアを目指す上で、最も重要視される資格が「AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA)」です。
SAAは、AWSのコアサービスに関する幅広い知識と、要件に基づいたソリューション設計能力を証明するもので、多くの企業が採用時に評価指標としています。
【なぜ重要?】
- スキルの客観的証明: 未経験者にとって、AWSに関する知識レベルを客観的に示す強力な武器になります。
- 体系的な知識習得: SAAの学習を通じて、AWSの主要サービスとその連携、ベストプラクティスを体系的に学ぶことができます。
- 転職市場での有利性: 「SAA保有者」を応募条件や歓迎要件とする求人が多く、転職活動を有利に進められます。
- 学習意欲のアピール: 難易度の高い資格を取得したことは、学習意欲と目標達成能力を示す証拠となります。
【難易度と勉強法】
SAAはCLFよりも実践的な内容が問われ、難易度は高くなります。合格には、AWSサービスの深い理解と、シナリオに基づいた最適な構成を判断する能力が必要です。
効果的な勉強法としては、
- SAA対策の参考書を読む
- CloudTechやUdemyなどのオンライン講座を受講する
- 模擬試験問題集を繰り返し解く
- 実際にAWSコンソールを触ってサービスを試す(ハンズオン)
といった方法を組み合わせることがおすすめです。
【学習期間の目安】
個人差はありますが、IT基礎知識がある前提で、1日2~3時間の学習を続けて2~3ヶ月程度が合格までの一般的な目安です。

実際に私はCloudTechでAWSを学んだおかげでSAAを取得できました。資格学習と並行してハンズオン学習で実践的なスキルも学べたため、資格取得後すぐに仕事で役立ちました。
【文系未経験】AWS SAAに3か月で合格できる勉強方法!おすすめの参考書や難易度も解説
Step 3: ハンズオンで実践的スキルを習得する

資格取得と並行して、あるいは資格取得後に必ず行うべきなのが、ハンズオン(Hands-on)、つまり実際にAWSを操作してシステムを構築してみる経験です。
座学だけでは身につかない実践的なスキルを習得しなければ、現場で仕事になりません。
【なぜ重要?】
- スキルの定着: 実際に手を動かすことで、学んだ知識が具体的なスキルとして定着します。
- 問題解決能力の向上: ハンズオン中に発生するエラーや予期せぬ問題に対処することで、トラブルシューティング能力が養われます。
- ポートフォリオの材料: ハンズオンで作成した成果物は、後述するポートフォリオの重要な材料となります。
- 面接でのアピール: 「実際に〇〇を構築した経験がある」と具体的に話せることは、面接で大きなアピールポイントになります。
【何をやる?(ハンズオン例)】
- 静的Webサイト公開: S3にHTML/CSSファイルをアップロードし、CloudFrontを経由して公開する。Route 53で独自ドメインを設定してみる。
- WordPress環境構築: EC2インスタンスにWordPressをインストールし、RDS(MySQLなど)と連携させる。ELBで負荷分散構成にしてみる。
- 簡単なAPI構築: API GatewayとLambdaを使って、シンプルなAPIを作成してみる。
- 基本的なVPCネットワーク構築: パブリックサブネット、プライベートサブネットを作成し、EC2インスタンスを配置。NATゲートウェイやセキュリティグループを設定する。
【おすすめ学習リソース】
- AWS公式チュートリアル: AWS公式サイトには様々なハンズオンチュートリアルが用意されています。
- Udemyなどのオンライン講座: ハンズオンに特化した講座も多数あります。動画を見ながら一緒に手を動かせます。
- 技術ブログや書籍: 具体的な構築手順を解説している記事や書籍を参考にする。
- CloudTech: 資格取得と並行して未経験者向けの体系的なハンズオンカリキュラムが行えます。
【学習期間の目安】
SAAの学習と並行して進めるか、資格取得後に1ヶ月~2ヶ月程度、集中的に取り組むのがベストになります。
重要なのは、ただ手順をなぞるだけでなく、「なぜこの設定が必要なのか」「他の方法はないか」などを考えながら進めることです。
ハンズオンでは予期せぬエラーに遭遇することも多いですが、エラーメッセージをよく読み、自分で調べて解決する経験こそが、エンジニアとしての成長に繋がります。
Step 4: ポートフォリオ作成(学習成果のアピール)
Step 3で作成したハンズオンの成果物や、学習過程で身につけたスキルを、採用担当者に分かりやすくアピールするためのポートフォリオを作成します。
未経験者にとって、ポートフォリオは実務経験不足を補うための最重要ツールと言っても過言ではありません。
【なぜ重要?】
- スキルの可視化: 自分がどれくらいのレベルのAWSスキルを持っているのかを具体的に示すことができます。
- 学習意欲の証明: ポートフォリオ作成に時間と労力をかけたこと自体が、高い学習意欲の表れとなります。
- 面接での話題提供: ポートフォリオについて質問されることが多く、自分の言葉で説明することで理解度をアピールできます。
【成果物(ポートフォリオ内容例)】
- WordPressなどのブログシステム
- 簡単なWebアプリケーション(例: ToDoリスト、掲示板など)
【利用する主なAWSサービス例】
EC2
: 仮想サーバーRDS
orAurora
: マネージドデータベースS3
: 静的ファイル(画像など)の保存、バックアップALB
(Application Load Balancer): 負荷分散Route 53
: DNS設定(独自ドメイン取得が望ましい)VPC
: 仮想ネットワーク環境(サブネット、セキュリティグループ設定を含む)CloudFront
: CDNによるコンテンツ配信高速化
【作成のポイント】
- 分かりやすさ: 採用担当者は忙しいので、一目で内容が理解できるように、構成図や説明を分かりやすく記述する。
- 具体性: 「EC2を使った」だけでなく、「〇〇の目的でt3.microインスタンスを△△の設定で構築した」のように具体的に書く。
- オリジナリティ: 単なるチュートリアルのコピーではなく、自分なりに工夫した点や応用した点を盛り込むと評価が高まります。
- GitHubの活用: コードを公開することで、実際のスキルレベルを示すことができます。READMEファイルも丁寧に記述しましょう。
ポートフォリオは、ブログサービスやGitHub Pages、Notionなどで作成・公開するのが一般的です。
【作成期間の目安】
ハンズオンの成果をまとめ、分かりやすく記述する必要があるため、1〜3ヶ月程度は見ておくと良いでしょう。
ポートフォリオは必ずしも必要なわけではありません。どこで転職活動を行うかによって異なります。一般的な転職サイトであれば必要な場合が多いです。しかし、CloudTechなどであれば、ポートフォリオがなくても転職サポートが受けられます。
Step5: 転職活動
IT基礎知識、AWS資格(SAA)、実践スキル(ハンズオン)、ポートフォリオ(必要であれば)が揃ったら、転職活動の開始です。
【転職活動】
転職する方法は大きく分けると2つあります。
- 転職サイトで求人を自分で見つける
- 転職エージェントに紹介してもらう
【求人内容を確認】
求人サイトで「未経験OK」と書かれていても、その実態は様々です。
注意すべき点を見極め、自分に合った企業を選びましょう。
- 本当に未経験者を採用する意欲があるか?: 「未経験OK」と書いてあっても、実際にはIT経験者や第二新卒を優先的に採用したいと考えている企業もあります。面接などで、未経験者に対する育成方針や研修内容を具体的に質問してみましょう。
- 研修制度の内容: 「研修あり」と記載があっても、内容が薄かったり、自習中心だったりする場合があります。具体的な研修期間、カリキュラム、OJTの内容などを確認しましょう。
- 入社後の業務内容: 最初はどのような業務から担当するのか、将来的にどのようなスキルが身につくのかを確認します。運用・保守業務が中心で、なかなか設計・構築に携われないといったケースもあります。
- 企業の業態(自社開発 vs SES vs SIer): 企業の業態によって、働き方やキャリアパスが異なります。それぞれの特徴を理解し、自分の希望に合うか検討しましょう。(例: SESは様々な現場を経験できるが、自社への帰属意識が薄れる可能性も)
- 企業の口コミサイトなども参考に: OpenWorkや転職会議などで、企業の評判や元社員の口コミを確認するのも有効な手段です。
焦って入社を決めるのではなく、複数の企業を比較検討し、納得のいく選択をすることが、入社後のミスマッチを防ぐ鍵となります。
【面接のポイント】
面接は、スキルや知識だけでなく、自分の熱意、学習意欲、人柄(ポテンシャル)をアピールする絶好の機会です。
- 明確な志望動機: なぜ他の職種ではなくAWSエンジニアなのか、なぜその企業を選んだのか、具体的な理由を自分の言葉で説明できるように準備します。「将来性があるから」だけでなく、「クラウド技術で〇〇を実現したい」「貴社の△△な点に魅力を感じた」といった具体的な内容を盛り込みましょう。
- 学習への取り組みを具体的に語る: 資格取得やポートフォリオ作成に向けて、どのように学習計画を立て、どのような努力をしてきたのかを具体的に説明します。苦労した点やそれをどう乗り越えたかを話せると、問題解決能力のアピールにもなります。
- ポートフォリオの説明: ポートフォリオの内容について、自信を持って説明できるように準備しておきます。技術的な質問にも答えられるように、使用したサービスや設定について復習しておきましょう。
- キャリアプランを語る: 入社後、どのようにスキルアップしていきたいか、将来的にどのようなエンジニアになりたいか、といったキャリアプランを具体的に話せると、成長意欲が高いと評価されます。
- 逆質問で意欲を示す: 面接の最後にある逆質問は、企業への関心度や意欲を示すチャンスです。入社後の業務内容、チーム体制、研修制度、求められるスキル、技術的な取り組みなどについて、事前に調べて質問を用意しておきましょう。「特にありません」は避けましょう。
未経験者の面接では、現時点での完璧なスキルよりも、「この人は入社後に伸びそうだな」「一緒に働きたいな」と思わせるポテンシャルや人柄が重視される傾向があります。
無事に内定を獲得し、AWSエンジニアとしてのキャリアがスタートしても、ここで終わりではありません。むしろ、本当のスタートはこれからです。
未経験からのスタートであれば、当然ながら最初は分からないことだらけです。OJTや研修を通じて業務を覚えていくことになりますが、それだけに頼るのではなく、自主的に学習し、積極的に質問して疑問を解消していく姿勢が非常に重要です
AWSの技術は日々進化するため、常に最新情報をキャッチアップし、新しいスキルを学び続ける必要があります。
入社後も学習習慣を維持し、自己投資を続けることが、一人前のAWSエンジニアとして成長するための鍵となります。
このロードマップはあくまで一例です。自分のスキルや学習ペースに合わせて、期間や内容を調整しましょう。
独学 vs スクール? 自分に適した学習方法の選び方

AWSの学習方法は、大きく分けて「独学」と「スクール」があります。
どちらが良いかは、個人の学習スタイル、予算、かけられる時間、目標によって異なります。
独学のメリット・デメリット
- メリット:
- コストを抑えられる: 書籍代やオンライン教材費程度で済むことが多い。AWS無料利用枠を活用すれば、実践環境も低コスト。
- 自分のペースで学習できる: 時間や場所に縛られず、好きな時に好きなだけ学習できる。
- 自己解決能力が身につく: エラーや不明点を自分で調べて解決する過程で、問題解決能力が養われる。
- デメリット:
- モチベーション維持が難しい: 一緒に学ぶ仲間や質問できる相手がいないと、孤独を感じやすく挫折しやすい。
- 質問できる環境がない: 分からないことがあったときにすぐに質問ができない。
- 転職サポートがない: ポートフォリオ作成や面接対策などを全て自分で行う必要がある。

独学は分からないことが会った時に苦戦します。積極的にGoogleで検索したり、Chat GPTに質問してみましょう。
スクール
- メリット:
- 体系的なカリキュラム: 初心者でも迷わず学習を進められるように、効率的なカリキュラムが組まれている。
- 質問できる環境: 現役エンジニアなどのメンターにいつでも質問でき、疑問点をすぐに解消できる。
- モチベーション維持しやすい: 同じ目標を持つ仲間と交流したり、学習進捗を管理してもらえたりすることで、モチベーションを保ちやすい。
- 転職サポートが充実している場合が多い: キャリア相談、ポートフォリオ指導、面接対策、求人紹介など、転職活動をサポートしてくれる。
- デメリット:
- 費用が高額: 数十万円単位の受講料がかかることが多い。
- 時間的な制約がある場合がある: 決まった時間に講義があったり、学習ペースが決まっていたりすることがある。
- カリキュラムの質にばらつきがある: スクールによって講師の質やカリキュラムの内容が異なるため、慎重に選ぶ必要がある。
- 受け身になりやすい: 環境が整っている反面、自分で能動的に学ぶ姿勢がないとスキルが身につきにくい。
自己管理能力が高く、コストを抑えたいなら独学。効率的に学びたい、質問できる環境や転職サポートが欲しいならスクール、といった選択が考えられます。

個人的には小さく始めてみるのがオススメです。一度に大きな金額を使っても向いていなかったら最悪です。まずは自己学習を通じて資格取得&ハンズオン学習に挑み、適性を見極めてから今後の方向性を判断しましょう。
未経験者が陥りがちな罠と成功のための7つの秘訣

未経験からAWSエンジニアを目指す道のりは、決して平坦ではありません。
多くの挑戦者が途中で挫折してしまうのも事実です。
ここでは、未経験者が陥りがちな「罠」と、それを回避し成功するための「7つの秘訣」をお伝えします。
未経験者が陥りがちな5つの罠
- 基礎知識をおろそかにする: AWSの華やかなサービスに目が行き、ネットワークやLinuxといった地味な基礎学習を飛ばしてしまう。結果、後々応用が利かず、トラブルシューティングもできずに壁にぶつかる。
- 資格取得がゴールになってしまう: 資格はあくまでスタートライン。資格を取っただけで満足し、実践的なスキル習得やポートフォリオ作成を怠ると、面接で「資格だけの人」と見なされてしまう。
- ハンズオン経験が足りない: 座学や動画学習だけで満足し、実際にAWSを触る時間が少ない。いざ面接で「何を作りましたか?」と聞かれても答えられない。
- ポートフォリオの質が低い: チュートリアルをなぞっただけの単純な成果物しか用意できない。工夫した点や技術選定の理由などを説明できず、スキルをアピールできない。
- 情報収集を怠る: AWSの技術は日々進化するのに、古い情報や断片的な情報だけで学習を進めてしまう。最新のベストプラクティスや業界動向を知らないまま面接に臨んでしまう。
成功のための7つの秘訣
- 強い学習意欲と継続力を持つ: 「なぜAWSエンジニアになりたいのか」という目的意識を明確にし、モチベーションを維持する。毎日少しずつでも学習を続ける習慣をつける。
- 目的意識を持って学習計画を立てる: いつまでに何を達成するのか、具体的な目標と期限を設定する。ロードマップを作成し、進捗を確認しながら学習を進める。
- 手を動かすことを重視する (Input < Output): 座学でインプットした知識は、必ずハンズオンでアウトプットする。エラーを恐れず、試行錯誤しながら理解を深める。
- 「なぜ?」を考え、技術を深く理解する: 単に手順を覚えるだけでなく、「なぜこのサービスを使うのか」「なぜこの設定が必要なのか」を常に考える。公式ドキュメントを読み込み、技術の背景や仕組みを理解しようと努める。
- アウトプットを意識する: 学んだことや作成したものを、ブログ記事、Qiita、GitHubなどで積極的に発信する。人に説明することで理解が深まり、ポートフォリオにもなる。
- コミュニティを活用し、人脈を作る: 勉強会やイベントに参加し、他のエンジニアと交流する。最新情報を得られたり、刺激を受けたり、時には仕事に繋がることもある。
- 諦めずに挑戦し続ける: 学習や転職活動で壁にぶつかることは必ずあります。うまくいかなくてもすぐに諦めず、原因を分析し、改善策を考え、粘り強く挑戦し続ける姿勢が重要です。
オンラインでAWSを学習する際には、できるだけコミュニティに参加しましょう。自分と同じレベルの人たちがどれくらい頑張っているのか知ることができます。
まとめ

本記事では、「今からAWSエンジニアを目指すのは遅いのか?」という疑問に対し、様々なデータと事実に基づき、その将来性と需要を徹底的に分析してきました。
結論として、AWSエンジニアを目指すことは、2025年現在においても全く遅くありません。
それどころか、クラウド市場の継続的な成長、DX推進に伴う深刻な人材不足、求められるスキルの高度化などを背景に、将来性は非常に明るく、大きなチャンスが広がっていると言えます。
「もう遅いのでは?」という不安は、多くの場合、エンジニア数の増加という表面的な情報や、技術進化の速さへの漠然とした懸念、あるいは「誰でもなれる」という誤解に基づいています。
しかし、実態は、需要の伸びが供給を大きく上回っており、特に高度なスキルを持つエンジニアは引く手あまたの状態です。
未経験からAWSエンジニアを目指す道は決して楽ではありませんが、目指すだけの価値があります。
AWSエンジニアになりたいと思った方は、CloudTechを活用するのがおすすめです。
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ある程度の実践的なスキルが身に付いたらCloudTechの転職サポートを活用してAWSエンジニアへの転職にチャレンジしてみてください。
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資格取得に加えてハンズオン学習で実践的なスキルが得られる!

CloudTechでは、基本会員以上になるとAWS講義動画でハンズオン学習ができます。
ハンズオン学習で学べる内容はどれも現場で即戦力となるものばかりで、AWSを業務で活用したいなら理解しておきたい内容です。
ハンズオン学習で学べる内容
- IAMロールをEC2にアタッチして権限の変化を確認する
- SQSハンズオン概要説明/標準キュー/FIFOキュー/DLQの動作確認
- CloudTrail有効化/整合性の検証
- Lambda同期呼び出し/非同期呼び出し
- CloudWatchでログ監視をする
- 自宅PCからEC2にログインしよう
- IAMポリシーをグループにアタッチして表示の変化を確認する
- Aurora作成-接続/手動フェイルオーバーによる動作確認/レプリカオートスケーリング/クローン取得
- SSM セッションマネージャーで接続/RunCommand実行
- CloudWatchエージェントインストールのハンスオン
- Systems Manager(SSM)パラメーターストア/デモ(CloudWatch Agentインストール)
- SQS標準キュー/FIFOキュー/DLQの動作確認
- Step Functionsを使用したLambdaのハンドリング
- GlueとAthenaを組みあわせたハンズオン
- マルチアカウント/Organizationsメンバーアカウント作成とスイッチロール設定
- AWS STS/sts:AssumeRoleアクション深掘りハンズオン
- バージョン管理/エイリアス/加重エイリアス
- FSx for Windowsを複数のWindowsインスタンスからアタッチ
- タグごとに課金額を集計/タグの一括編集/リソースグループの作成
- 基本的なブログサービスを構築する(シングル構成)
- EC2再起動後に ブログ表示に時間がかかる、 および表示が崩れる場合の対応手順
- 冗長性のあるブログサービスを構築する(冗長構成)
- スケーラビリティのあるブログサービスを構築する
- 独自ドメインを設定する / 障害時はSORRYページへ通信を流す
- HTTPS通信でアクセス可能にする
- キャッシュサーバーを配置する
AWSの他にもインフラやPython、Goといったキャリアアップに活かせるスキルが講義動画で学べます。
- インフラの基礎 (Linuxサーバー、Windowsサーバー、ネットワーク)
- Python (LambdaでPythonを動かす、Python &Lambdaの基本構文、DB操作、APIの作成)
- AWSで学ぶGo実践講座 (基本文法、条件分岐、ポインタ、SQLの基本・応用)
ハンズオン学習を進めていく中で、調べても分からない内容については、会員制コミュニティ(技術質問サポート)で質問することが可能です。
CloudTechのメリット・デメリット

CloudTechのメリット
- プロによる解説だから初心者でも安心して学べる
- 動画ベースの教材だから場所を選ばない
- 本番レベルの演習問題で資格対策ができる
- ハンズオン学習でAWSの確かな技術力が身につく
- AWSを使った優良企業への転職サポートが受けられる
未経験者であってもCloudTechなら、演習問題を繰り返すだけでAWS認定資格への合格が狙えます。
将来的にAWS クラウドエンジニアへの転職を狙っている方は転職サポートを活用してみてください。
また、くろかわ こうへいさんによる無料のkindle書籍でAWSの基本的なサービスを復習しましょう。
CloudTechのデメリット
- 自分で学習を進める必要がある
CloudTechは一般的な学習スクールと違って担当者がつくわけではありません。
ある程度の自走力が求められます。
仕事で疲れて勉強できない場合は、ソファで横になりながら動画だけでも再生しましょう。
決まった時間に勉強を開始する習慣を身に付けたい場合には、スマホのリマインダーを活用してみてください。
CloudTechの評判は良い・悪い? リアルな口コミと評判

Xには、CloudTechのおかげでAWS認定資格に合格できたとの報告が多数あります。
CloudTechの演習問題でDVAに無事合格!

CloudTechのおかげでSAPに合格!

未経験からAWSエンジニアへ見事転職!


Xには、CloudTechのおかげで資格取得ができたとの声が数多く報告されています。
CloudTechでAWSの学習を効率よく始める

CloudTechの登録方法を分かりやすく解説します。
まずはCloudTechへアクセスします。

そのまま下部へ進むとプランが選べます。
ページの真ん中あたりで料金プランが表示されています。

- 資格会員: 資格取得だけを目的とする方
- 基本会員: 資格取得+AWSの体系的な学習、コミュニティへの参加を希望する方
- 永久会員: AWSエンジニアを目指す方や複数の資格を取得して3年後に更新も行いたい方
将来的に複数の資格を同時に保持したい方は、資格更新のタイミングもあるため永久会員が最もお得となっています。
また、未経験からSAAを目指す場合にも3ヶ月程度かかるため永久会員がベストな選択肢になります。

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- 資格会員:5,480円⇨4,980円 (500円 OFF)
- 基本会員:13,700円⇨12,450円 (1,250円 OFF)
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割引コードの入力ができるので、当サイトのクーポンコードを入力後に適用を選びます。
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